花吹雪の後には

2024.03.08

雨音星先生

雨音星先生

こんにちは。雨音でございます。
3月、すっかりお店のウィンドウやSNSの中の風景は春めいてきたようにも思えますが、実際のお天気はまだ花冷えの日もあるといったところでしょうか。
皆様の地域はいかがでしょう。
最近では気候変動に伴って1日の中での気温の変化も激しく、寒暖差アレルギーを起こしてしまう人も増えていると聞きます。
せっかく訪れた新しい季節、晴れた日にはしっかりと外の空気を吸ったり楽しく過ごせるよう、どうか温かくなさってくださいね。

今日は桜の花のお話をしたいと思います。

日本人の心や文化の象徴のひとつとも言える桜の花。
ですが意外と咲く期間にたいして散ってゆくのがあっという間なことから儚さや刹那を例える時にしばしば使われる言葉でもあるかと思います。

実際の花言葉は同じ桜でもソメイヨシノやしだれ桜、山桜や河津桜など、樹木の種類によって少々違いがあるようですが、実際にそこまで寂しいものや恐ろしい言葉はあまり無いようです。

しかしながら海外ではチェリーブロッサムに男女の別れを意味する花言葉がついている地域もあるとか。

わたくしもこの花を見るたび胸が高鳴ると同時にまた春が過ぎていくのだなとしんみりとした感情を抱くことがあります。

3月は多くの事件が災害が過去にありましたし、個人としても卒業や進学、異動、新年度を前にして別れと出会いの節目を感じる時期かもしれません。

花は散り、春風に乗って吹雪のようにさざめいて……

ですが思い出は大切に胸に秘めておけば風がさらうことはありません。
どうか心の宝箱にそっとしまっておいてください。


花吹雪の後には新緑が宿ります。
そして次の季節には実りを迎えます。
また葉が散れば枝には蕾がつき、次の春がやってきます。

ですからこの別れが、この節目が、全ての終わりではないのです。
必ず実りをもたらし、次のあなたに繋がっています。
涙はたくさん流しても良いです。悲しみを受けとめるのも良いです。
しかしいつかは悲観的になりすぎず収穫を受け取りましょう。


人生も運命も、花や樹木のサイクルのように巡っているものです。
この巡りに翻弄されるのが人間の性でしょうか。
しかし暦を読み、星に月に尋ね、メッセージを受け取ることで流れを読み解き準備をしたり風向きを変えることができるのが占いです。

この春風に何かを感じている方は是非お電話でこっそり打ち明けてくださいね。


雨音 星
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