
■清水の音羽の滝は尽きるとも
世になくした針の出ぬことはなし
これは、私が家の中で探し物をするときの「おまじない」の文言です。
ちょっと探してみて、簡単に見つかりそうもないときに、この文言を3回唱えます。わりと真剣に、ひとりごとのようにブツブツと言ってみます。
それから再度、気を取り直して探します。
すると!
かなりの確率で見つかるんです、不思議なことに。
有名な文言なので、インターネットで検索すれば、いろいろなバリエーションがヒットすると思います。お気に召したもので一度、試してみてください。
私がこの文言だけを使っていることに深い意味はありません。
はるか昔、小学生時代に読んだ本の中に書いてあったものを、そのまま覚えているだけです。小学生向けに、文言がやさしくなっていた可能性は大いにあります。それでも過去、かなりの効果がありました。
昔の人は、大勢で針仕事をするにあたり、最初に針の本数を数え、仕事終わりに再び針の本数を数えて、その数に相違がなければ「よし」として、その日の針仕事を終了しました。しかし針の本数が合わなかったら大変です。一本でも少なかったら、みんなで必死で探したそうです。
消えた針は、縫っていた着物の中に潜んでいることが多いのです。もし針の数の相違を放置して、位の高い方が針の入った着物をお召しになって、ケガでもなさったら大変です。
そんなことにならないよう、針仕事に携わった女性たちは、心を静めるためにも、この「まじない歌」をまずは3回、唱えたのでしょう。
これもまた、「言霊の力」なのではないかと思います。
赤ちゃんを連れて遊びに来た知人が右目のコンタクトレンズを落としてしまったとき、この歌が効力を発揮しました。この「まじない歌」を唱えた私は、ふと赤ちゃんの頬と首のあいだを見てみたくなりました。知人が先ほどまでミルクを与えていたので、赤ちゃんは満足してよく眠っています。
「まさかね」と思いつつ、そーっと赤ちゃんの頬を手で持ち上げてみたら……。
ありました!
知人の薄いコンタクトレンズが。それはもうピッタリと頬を首にはさまれて。
このときほど、この歌の効力を実感したことはありません。
みなさまも、ぜひ一度お試しあれ!
世になくした針の出ぬことはなし
これは、私が家の中で探し物をするときの「おまじない」の文言です。
ちょっと探してみて、簡単に見つかりそうもないときに、この文言を3回唱えます。わりと真剣に、ひとりごとのようにブツブツと言ってみます。
それから再度、気を取り直して探します。
すると!
かなりの確率で見つかるんです、不思議なことに。
有名な文言なので、インターネットで検索すれば、いろいろなバリエーションがヒットすると思います。お気に召したもので一度、試してみてください。
私がこの文言だけを使っていることに深い意味はありません。
はるか昔、小学生時代に読んだ本の中に書いてあったものを、そのまま覚えているだけです。小学生向けに、文言がやさしくなっていた可能性は大いにあります。それでも過去、かなりの効果がありました。
昔の人は、大勢で針仕事をするにあたり、最初に針の本数を数え、仕事終わりに再び針の本数を数えて、その数に相違がなければ「よし」として、その日の針仕事を終了しました。しかし針の本数が合わなかったら大変です。一本でも少なかったら、みんなで必死で探したそうです。
消えた針は、縫っていた着物の中に潜んでいることが多いのです。もし針の数の相違を放置して、位の高い方が針の入った着物をお召しになって、ケガでもなさったら大変です。
そんなことにならないよう、針仕事に携わった女性たちは、心を静めるためにも、この「まじない歌」をまずは3回、唱えたのでしょう。
これもまた、「言霊の力」なのではないかと思います。
赤ちゃんを連れて遊びに来た知人が右目のコンタクトレンズを落としてしまったとき、この歌が効力を発揮しました。この「まじない歌」を唱えた私は、ふと赤ちゃんの頬と首のあいだを見てみたくなりました。知人が先ほどまでミルクを与えていたので、赤ちゃんは満足してよく眠っています。
「まさかね」と思いつつ、そーっと赤ちゃんの頬を手で持ち上げてみたら……。
ありました!
知人の薄いコンタクトレンズが。それはもうピッタリと頬を首にはさまれて。
このときほど、この歌の効力を実感したことはありません。
みなさまも、ぜひ一度お試しあれ!