
私事で恐縮ですが、私は何の変哲もない新興住宅地で生まれ、育ちました。そこは高度経済成長期に開発された関東平野の片隅で、入って遊べるような川はなく、登って楽しいような山もない、人工的に自然から隔絶された土地でした。さらに近くには神社すらなかったため、お祭りに類する神事もほとんど体験することのない幼少期を過ごしました。
そのせいか、単に私の想像力の欠如のためか、『古事記』を読んでも、自然描写の部分をイメージするのが難しく、ストーリー自体は「面白い」と思えるのに、山・川・海を司る自然神や、土地の迫力というものについての実感がなかなか伴わず、「???」となってしまうことがよくありました。
もう人生も後半なのですが、この度、念願かなって、奥出雲の国津神(クニツカミ)の地を訪れる機会を得ました。青葉の繁る山々から霧が立ち昇り、川は岩を割って流れ、かなたの雲は、龍を描くかに見えました。まさに私が求めていた風景です。
■国津神と天津神
国津神(クニツカミ)は、土地や自然の力を象徴し、地域社会に密接に関わる存在です。一方、国津神が整えた「葦原の中つ国(=日本)」を譲り受けたのが、高天原を本拠地とする天津神(アマツカミ)たちです。天照大御神の系譜と言えば、わかりやすいかもしれませんね。
国譲りを終えた後も、国津神は地上の世界で生活し、地域の人々に力を与え、守護する役割を担っています。時は既に2025年ではありますが、身をもって「ああ、国津神は確かに存在する!」という実感を得たことは、無上の喜びです。
この喜びをもって、ご相談をお寄せくださるみなさまの幸福を願います。
今こそ国津神のご加護を!!!
そのせいか、単に私の想像力の欠如のためか、『古事記』を読んでも、自然描写の部分をイメージするのが難しく、ストーリー自体は「面白い」と思えるのに、山・川・海を司る自然神や、土地の迫力というものについての実感がなかなか伴わず、「???」となってしまうことがよくありました。
もう人生も後半なのですが、この度、念願かなって、奥出雲の国津神(クニツカミ)の地を訪れる機会を得ました。青葉の繁る山々から霧が立ち昇り、川は岩を割って流れ、かなたの雲は、龍を描くかに見えました。まさに私が求めていた風景です。
■国津神と天津神
国津神(クニツカミ)は、土地や自然の力を象徴し、地域社会に密接に関わる存在です。一方、国津神が整えた「葦原の中つ国(=日本)」を譲り受けたのが、高天原を本拠地とする天津神(アマツカミ)たちです。天照大御神の系譜と言えば、わかりやすいかもしれませんね。
国譲りを終えた後も、国津神は地上の世界で生活し、地域の人々に力を与え、守護する役割を担っています。時は既に2025年ではありますが、身をもって「ああ、国津神は確かに存在する!」という実感を得たことは、無上の喜びです。
この喜びをもって、ご相談をお寄せくださるみなさまの幸福を願います。
今こそ国津神のご加護を!!!