何も考えず、湯につかっていることだけを楽しむ。

日本人にとっての娯楽の一つ、温泉浴には運気UPを呼び込む力があります。
なぜでしょうか？
温かな湯が心身をリラックスさせる作用はもちろんですが、日本各地で湧出する温泉には、その土地を古くから守ってきた精霊と深くかかわるものが多いからです。

「人間が見つけるよりも先に、動物がケガを癒すために利用していた」という伝説を持つ温泉がたくさんあります。このことは、土地の精霊と動物たちとのスピリチュアルな交流を物語ります。

人間は、動物たちよりも五感が鈍い生き物ではありますが、ともかく湯を「心地よい」と感じることはできます。そして、「心地よい」という気持ちは、おのずと湯への感謝につながってゆきます。その、「感謝する」という心の状態が、運気UPを呼び込むのです。
難しいことは何もありません。

湧出する温度が25度以上のものを温泉、25度未満のものを冷泉（冷鉱泉）と呼びます。冷泉の場合は沸かして、その温度を上げてから入湯に供します。火山の有無にかかわらず、大地からは滋味あふれる水が、こんこんと湧き出しているので、各地に温泉が存在するわけですね。

温泉地には、神社も多く存在します。
動物と精霊と神々と。神話の世界が、意外にも身近にあります。
ゆったりとお湯につかりながら、有史以前のその土地の姿を想像してみるのも、きっと楽しいですよ。

日帰りでも十分です。温泉に行きましょう！