レインボーチルドレンをめぐる考察

2024.09.16

磨墨ライカ先生

磨墨ライカ先生

今回は、レインボーチルドレンについてお話ししたいと思います。彼らは、どんな特徴を持っているのでしょう? そして、彼らの使命は何なのでしょう?

■レインボーチルドレンの特徴
1)自分の出自を知っている
2)自然への共感性が高い
3)差別しない
4)取り引きをしない(駆け引きをしない)
5)あきらめない
6)Radioactive materialを変換できる
7)12本螺旋(12重)のDNAを持つ

■Radioactive materialの変換
Radioactive materialの変換は、2024年現在、世界中の研究所が取り組んでいる課題です。成功例もいくつか報告されるようになりました。しかし、それはまだ偶然の領域内であって、原理の特定から実際の運用までには、まだまだ時間がかかりそうです。

■Bioremediation~生物の力~
人間が科学的・化学的に分解不能な物質を除去してくれる生物が存在します。生物による汚染物質の浄化の例を挙げてみますね。

1)菌類を使った、油汚染土壌の炭化水素分解
2)二枚貝による汚染水の汚染物質除去
3)ヒョウタンゴケによる鉛毒性の吸収
4)分解不能な物質の代表とも言える「プラスチック」を食べる、ハチミツガの幼虫

これら、生物を使った有害物質の除去、変換を「Bioremediation(バイオレメディエーション)」と呼びます。レインボーチルドレンによるRadioactive materialの変換は、その最たるものであると言えるでしょう。

■超ハイスペックなレインボーチルドレン
12本螺旋のDNAを持つと、人類はこれまで失っていた、さまざまな能力を取り戻すと言われています。

1)長寿命。成人に達する年限✕6倍=120歳までが標準となる
2)高免疫性。膵臓の機能が増加し、骨格・内臓・髄液・血液・リンパ等の各部門の連携が劇的に改善され、未知のウイルスの類にも対処できるようになる
3)テレパシーの使用が可能になる(この場合のテレパシーは、潜在意識が膵臓をポータルとして交流するものなので、脳内会話や思念伝達とは異なる)

このいずれもが、実は人類の始祖たちが持っていた能力です(「人類の始祖たちとは?」ということについては、別の機会に譲りたいと思います)。

■レインボーチルドレンの誕生が示唆するもの
このように、レインボーチルドレンの能力は、感嘆すべき素晴らしいものばかりです。では、彼らはなぜ今、生まれてきているのでしょうか? ちなみに初代のレインボーチルドレンが産声を上げたのは2012年~2013年です。

ここで、時系列を追って、簡単におさらいをしてみましょう。
1)1946年:インディゴ第1号誕生
2)1987年:クリスタル第1号誕生
3)2012年:レインボー第1号誕生

付記的な事柄ですが、インディゴとクリスタルは、インディゴでもクリスタルでもない両親から生まれてくることがあります。今もそのようにして、生まれ続けています。しかしレインボーは、クリスタル同士の両親からしか生まれません(あくまでもJEFISIFUMの情報が正しいと仮定して)。

レインボーチルドレンの出現は、その能力が必要となる近未来の訪れを予感させます。その刻限は、思いのほか間近に迫っているのかもしれません。

『地球幼年期の終わり』(アーサー・C・クラーク著)の終章に、こんな一文があります。「もし彼らの目覚めが、意外にも早かったなら……」。『地球幼年期の終わり』は、1952年にアメリカで発表されたSF小説です。アーサー・C・クラークのこの作品に先立つこと17年、1935年にオラフ・ステープルドンが発表した『オッド・ジョン』も、なかなかに「今(いま)」という時代を表しているのではないかと、不肖・磨墨ライカは思います。
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